オーガニックコットン

ORUNET Organic

オーガニックコットン(有機栽培綿)とは、3年以上農薬や化学肥料を使わないで栽培された綿花のことです。紡績、織布、ニット、染色加工、縫製などの製造工程を経て、最終製品となります。

オルネットが使用しているオーガニック糸は 「 E.P.Cオーガニック」です。

地球にやさしい、作る人にやさしい「E.P.C.」

原産国はインド、インド南部の綿紡績工場「PATSPIN INDIA LIMITED」にて生産された品質の高さと信頼のおけるオーガニックコットンです。「E.P.C」は、少しでも農薬を使わない綿を使うことで、世界中の人々に「やさしさ」と「安全」を、という想いのもと作られました。世界中で使用される繊維の内、綿は約30%以上を占めるといわれています。

生産効率を追及するあまり、使用されがちな農薬。農薬削減、環境負荷の軽減を目指す、「地球にやさしい、作る人にやさしい」をコンセプトに作られるオーガニック糸を私たちは使用します。

オルネットはみなさまに安心して使って頂ける商品をお届けします。

オーガニックコットンを活かすために、 生地の「精錬・洗い」を大切にしています。

オルネットのオーガニック製品は、生地の性質や風合いに大きく影響する工程「精錬・洗い」を大切にしています。
精錬とは糸に付着したのりや綿蝋と呼ばれる、綿のもっている油を取り除いたり、余分な染料を洗い流したりする大切な作業です。

オルネットはオーガニックタオル・生地の「精錬・洗い」をタオルの産地・今治の中でも一番の洗いの「匠」、株式会社 河上工芸所に依頼しています。洗いの水は、四国山脈・石鎚山山系の天然地下水を使用し、保健所で定期的に検査している、飲料用にも適した名水です。石鎚の水は、硬度が低く不純物が少ない為に洗いに非常に適しています。

株式会社 河上工芸所  匠の技

  • 通常、タオルを織った後に加工では化学薬品を使用して精錬していますが、ここでのオーガニックタオルの加工は化学薬品を一切使用せず、酵素・固形石鹸(天然油100%)・オレンジオイルを使って洗っています。柔軟剤は使用せず、柔らかに仕上げています。
    • 酵素

      糊やあらゆる不純物を取り除く働きがあり、時間をかけて洗うことにより生地が柔らかくなってきます。柔軟剤を使えば簡単に柔らかくなりますが、一時的であり一般的には皮膚によくありません。

    • オレンジオイル

      油分を溶かす力が非常に強いですが、肌にはやさしい洗剤です。タオルについている天然や化学の油、織る際に使うワックスなどを効率よく剥がしてくれます。これにより吸水性が高まります。

    • 固形石鹸

      固形石鹸は、水に溶けにくいのが難点ですが、粉末状にして使用しています。
      蛍光剤が入っていないので、赤ちゃんや皮膚の弱い方には良いとされています。

  • 70~90℃のお湯で通常の5倍程の時間をかけ、たっぷりの水を使い丁寧に生地を泳がせるように洗い上げます。
    (1,2によって生地を傷めることなく柔らかな仕上がりになります)
  • 乾燥後、肌触り・吸水試験を確認し基準に満たない場合は再度洗い直します。
  • 排水についても酵素で分解し、きれいな水になってから川に戻しています。

丁寧に生地を仕上げたのち、オルネットがご提案する デザインをプリント・刺繍・縫製を行い作り上げ、 みなさまのところにお届けしております。